養生法の意味、女性は7歳周期・男性は8歳周期で・・ 1-2

・男性は八歳周期

[男性八歳]で、腎臓の元気が盛んとなってきます。
そして髪の毛がふさふさとして、永久歯が生えてきます。
女性の場合は七歳でしたので、子供の時点で女性は男性に比べて
早熟であるといえる理由がここにあるのです。

[男性十六歳]では、生殖能力が備わってきます。
腎臓の元気が旺盛となって精気が満ち溢れてきて、
男性らしく全身がたくましく成り、性行為が可能となり子種をまくことができるようになります。
女性は十四歳でしたね。ここでも未だ女性に負け。。。

[男性二十四歳]になると、腎臓の元気は成熟して成長をとげます。
筋骨はがっしりとしてたくましくなります。

体すべてに腎臓の元気が均等に循環するためです。
親知らずが生えて、歯はすべて生えそろい成人したことになります。
女性が成人したのは二十一歳でした。ここでも未だ女性に負け。。。

[男性三十五歳]になると、男性らしく関節の周りの筋や骨格はたくましく隆盛して、
筋肉もがっちりとしてきます。

男性として一番元気のある最盛期を迎え、もっとも男性が強い時期を迎えます。
女性として一番美しい時期は二十八歳でしたね。

[男性四十歳]になりますと、腎臓の元気が衰え始めてきますので、
足腰が弱って気力までが弱ってきます。そして根気が衰え始めます。
さらに髪が抜け始め歯もかれ始めて痩せて細ります。体の衰えが始まるのです。

女性では体の衰えは、三十五歳からに相当し胃を中心として体の外の部分が衰え始め、
顔や膝など肉体部分にありますが、男性は体の中の内臓の元気、

つまり腎臓の元気が落ち始めるのです。その結果、根気や気力が落ち始めるのです。
最近はこういう時期に男性の更年期障害や、
若年性の認知症などというものが出やすい時代になってきました。
これも外で働いているストレスがさらに加速させる原因になってきます。

[男性四十八歳]になりますと、体も精神的にも気力の行りが悪くなってきます。
このときさらに根気が衰えてきます。顔などにも充分に栄養ができないので、
顔にシワが出始めます。頭では白髪がではじめます。

女性では四十二歳に相当してきます。この場合も女性は体の外側の部分の衰えに対して、
男性は生命力の根本である内臓の元気が衰え始めるのです。

[五十六歳]になりますと、肝臓の元気が衰え始めますので、
お酒には弱くなり肝臓のいろいろな数値にもう問題が出てくるようになります。

そして体の筋肉や神経の働きや視力が落ち始めます。
筋肉の伸び縮みが今までより衰えてくるために関節や筋肉などの痛みが出やすくなってきます。
また精力も減退し生殖能力も衰えてきて、腰痛などがでやすくなります。

腎臓に蓄えられた精気も少なくなり、腎臓自体も弱くなってくるために老化が始まります。
女性では四十九歳に相当してきます。この時期から男性もイライラしたり、起こりぽく成ってきます。

[男性六十四歳]になりますと、腎臓の元気の一番の見所である歯も髪も
抜け去ってしまうようになります。

腎臓というのは体液を支配していますので、ホルモンやリンパ・血液・精液など
体中に回すことができなくなります。体の全てが弱り始めて動きは悪くなり、
生殖能力も尽きて、髪は自く、歩き方も不安定となります。

しかし中には六十四歳を過ぎても子供を作ることができます。
これは腎臓の元気が非常に高い人で、遺伝的に体力旺盛な人、
あるいはそれまでの日常生活において、きちんと摂生されていた方なのです。

 以上女性男性における体力の状況を解説しましたが、
自分はどのあたりかそんなところを確認することで、
自然のながれに乗ることができ健康で充実した毎日を過ごせるようになります。

まとめ

両親からの命という持参金は、女性は35歳から、
男性は40歳から衰えはじますので、ここからは本格的に、
日常生活を見直すと言う時期にはいってきます。

そして、この命という持参金は腎臓にためられますが、
その男女の体の違いで、使われ方にも基本的な違いあります。
これを覚えておくとOKですよ。

持参金を100とすると、男性は外の肉体に80、内の内臓に残りに20なのです。
これは外の仕事をするためであったり、戦い守る為に必要だからです。
筋肉を丈夫にするために、多くの栄養が自動的に使われていたのです。

逆に女性は、女性は外の肉体に20、内の内臓に残りの80なのです。
女性は男性に比べて体も筋肉なども小さく弱い所でもわかります。

ですから内臓80パーセントの女性は、丈夫で長生き、
男性はのこり20パーセントですから男性の方が要注意なのです。

この点から、女性は35歳から衰えがはじまりますが、
肉体の筋肉が落ちないように適度な運動が必要になってきますし、

男性は、40歳から衰えはじめますので、内臓を補う必要がありますので、
家での充分な休養が必要なのです。その点では最近の男性は大変ですね、
休日も家庭サービスに、ゴミ出し洗濯???
医学的に見てきついでしょうね。。最後につけがきます。

精神的な面では、女性は外での発散(おしゃべり?)、
男性は、1人の時間の中でゆっくりと考える時間が必要でしょうね。

男女ともに、肉体的には過労することを謹み、精神的には喜怒哀楽に心を翻弄されることなく
、あっさりとした楽しみに満足して、決して何事も無理をしなかったのです。

このような生活態度であったから、肉体も精神も温存され百歳の寿命を享受できたのです。

◆ 上古天眞論篇第一 ②
帝曰.人年老而無子者.材力盡邪.將天數然也.

岐伯曰.
女子七歳.腎氣盛.齒更髮長.
二七而天癸至.任脉通.太衝脉盛.月事以時下.故有子.
三七腎氣平均.故眞牙生而長極.
四七筋骨堅.髮長極.身體盛壯.
五七陽明脉衰.面始焦.髮始墮.
六七三陽脉衰於上.面皆焦.髮始白.
七七任脉虚.太衝脉衰少.天癸竭.地道不通.故形壞而無子也.

丈夫八歳.腎氣實.髮長齒更.
二八腎氣盛.天癸至.精氣溢寫.陰陽和.故能有子.
三八腎氣平均.筋骨勁強.故眞牙生而長極.
四八筋骨隆盛.肌肉滿壯.
五八腎氣衰.髮墮齒槁.
六八陽氣衰竭於上.面焦.髮鬢頒白.
七八肝氣衰.筋不能動.天癸竭.精少.腎藏衰.形體皆極.
八八則齒髮去.腎者主水.受五藏六府之精而藏之.故五藏盛乃能寫.
今五藏皆衰.筋骨解墮.天癸盡矣.故髮鬢白.身體重.行歩不正.而無子耳.

帝曰.有其年已老而有子者.何也.
岐伯曰.
此其天壽過度.氣脉常通.而腎氣有餘也.
此雖有子.男不過盡八八.女不過盡七七.而天地之精氣皆竭矣.

帝曰.夫道者.年皆百數.能有子乎.
岐伯曰.夫道者.能却老而全形.身年雖壽.能生子也.

黄帝曰.余聞上古有眞人者.提挈天地.把握陰陽.呼吸精氣.獨立守神.肌肉若一.故能壽敝天地.無有終時.此其道生.

中古之時.有至人者.淳徳全道.和於陰陽.調於四時.去世離俗.積精全神.游行天地之間.視聽八達之外.此蓋益其壽命.而強者也.亦歸於眞人.

其次有聖人者.處天地之和.從八風之理.適嗜欲於世俗之間.
無恚嗔之心.行不欲離於世.被服章.擧不欲觀於俗.外不勞形於事.内無思想之患.以恬愉爲務.以自得爲功.形體不敝.精神不散.
亦可以百數.

其次有賢人者.法則天地.象似日月.辯列星辰.逆從陰陽.
分別四時.將從上古.合同於道.亦可使益壽.而有極時.

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